2020/06/02

スイッチロールによる Alibaba Cloud の複数アカウント運用

はじめに

複数プロジェクトや複数環境用にクラウドのアカウントが複数存在する事はよくあると思います。
※パブリッククラウドによってはそうならないところもありますね。

その場合、各アカウント配下でログイン用のユーザーを作ったりしていると管理が大変になってきます。
今回は Alibaba Cloud で複数アカウントを持っている時に便利なクロスアカウントでのスイッチロールの使い方を簡単に紹介したいと思います。
※アカウント作成の方法は割愛します。

イメージは以下のような感じです。

image.png 

【スイッチ先】RAMロールの作成


最初にスイッチロールでログインされる「スイッチ先」のアカウントで
RAMロールを作成します。
「RAMロール」の画面でRAMロールの作成を選択します。 

image.png

「信頼済みエンティティタイプ」でAlibaba Cloud アカウントを選択します。 

image.png

RAMロール名に一意のロール名をつけます。
「信頼できる Alibaba Cloud アカウントの選択」の項目でその他の Alibaba Cloud アカウントを選択します。
テキストボックスに 信頼する Alibaba Cloud アカウントの UID(スイッチ元の Alibaba Cloud アカウントUID)を入力します。
「完了」を選択します。 

image.png

「RAM ロールの作成が完了しました。」と表示されるので、RAM ロールの権限付与を選択します。 

image.png

【スイッチ先】RAMロールの権限設定


権限付与の画面が表示されるので、スイッチロールでログインするユーザーに必要な権限を選択します。

※今回は例として管理者権限(AdministratorAccess)を付与しています。 

image.png

権限の付与に成功すれば権限付与は完了です。 

image.png

作成したロール名と下記のドメイン名を使うので覚えておきます。 

image.png 

【スイッチ元】RAMユーザーログイン

スイッチ元アカウントでのRAMユーザーの作成は割愛します。
RAMユーザーのログインに関してもドキュメントをご確認ください。 

image.png

Log onを選択します。 

image.png

MFAのコードを入力してSubmit Verificationを選択します。
MFAは「Google Authenticator」とか「Microsoft Authenticator」が利用可能です。 

image.png 

RAMユーザーでログインしている場合、右上のアイコンを選択すると以下のようなメニューが表示されます。
Switch Roleを選択します。 

image.png


【スイッチ元】スイッチロールの実行


Enterprise Alias / Default Domain Nameにスイッチ先アカウントのドメイン名を入力します。
Role Nameに作成したスイッチ先アカウントのRAMロール名を入力します。
Switchを選択します。 


image.png


再び管理コンソールの画面が表示されます、右上のアイコンを選択すると以下のようなメニューが表示されスイッチロールでログインできていることが確認できます。
Current ~がスイッチ先の情報
Login ~がスイッチ元の情報 


image.png

あとは、権限に応じた操作ができるようになっているので必要な作業を行うことが可能です。
なお、Back to Lo...を選択するとスイッチ元のアカウントに戻ることが可能です。


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